色々な疑問・・・


息子がADHDと診断されて再来月で丸7年になろうとしています。


最近時間があると、Left menuにリンクしてますYuu's Diaryを読んでいます。


自分の過去ブログではありますが、実はいまだに直視できないでいます。


平然を装いながらも苦しかったあの時期に書いているブログ。
色んな事を書きながらも、でも思ったのは私自身の軸はぶれてない!と言う事。
でも読み返しても読み返しても自分自身で納得行かない事があって。


このブログ。。息子の成長記録として生まれた時から初めているブログで、Yuu's DiaryADHDと診断されてからの成長記録です。


が、どうしても愚痴ブログにしか思えない時もあって。。。


改めて思い返してみると、本当に色んな事があったなぁ。。。こんな事もあったんだ!と改めて思い出すと共に、今となればすっかりと忘れてしまっている事すらあります。


私って一体何がしたかったんだろう?


何が言いたかったんだろう?


きっとね、人ってどうしようもなく大変な時に、一言同調してもらったり、大丈夫だよ!と言ってもらったり、今の自分がしている事を肯定してもらったりする時期も必要なんだよな。。と改めて思ったり。


私もたくさんの励ましや応援して頂いたおかげで、自分の軸を曲げる事なく今までこれた事に本当にブログを読んで下さった方々、声を掛けて下さった方々には今でもただただありがとう!と言う感謝の気持ちでいっぱいです。


ADHD児(発達障害児)を育てている中で、子供はもちろん成長しますが、そこで気付かなかった事の一つとして、親も子供の診断された年月だけその障害と向き合い、勉強もし、詳しくもなります。
ある意味自身の子供の障害については、私はプロフェッショナルだと思っています。
ただし、息子自身に対してだけですけどね^^;


そう言う奢りとも言える発言が出来るようになったのは、息子の成長とともにきっと私も成長したから!^^
(うっわ〜上から目線?><)


もうすぐ診断されて7年と言う事は、私も7歳になるって事で、人間の通常の年齢で言えば小学校2年生に進級する年です。


そう思うと、確かにそうだよな。。。今までは本当に右往左往しながら、迷いながら解らない未知の世界をひたすら進み、突き進んだ結果、まず色んな意味での周りが見えてくるようになって、最初のハードルを越えたのが今だと思っています。


学校に慣れていよいよ2年生と言うのもそう言う頃ですよね^^


その私の今までと言うのは、本当に私は何も解ってなかった。


学校と言う場所、先生と言う位置づけの人達、その人たちがしようとしている事、一体何を息子に課してるのか真意も解らず、自身の不安の矛先はまずは学校に、担任の先生へと向けられていました。


本当にブログの中には当時のその時々の担任の先生へ対する愚痴やある意味の否定するような発言が随所にあり、削除したいくらいの思いもあります。


と言うのは、その各々の学年でなされていた事には、ブツ切れではなく、繋がりがある。。と言うのが今になってやっと分かったから。


渦中の時は全く考えもしてなかった私。


当時の私に何かアドバイス出来るとすると、


大丈夫だから!今は今のまま流されて頑張って突き進むしかないんだよ!
学校の先生に文句言ったって先生達動いた?動かなかったでしょ?
それは学校の先生達だって色々と考えながら動いてくれてたわけで、それが渦中の私には響かなくって届かなくって、察する事も出来なかったんだよ?
今の私はもうすぐ6年生の親になってるの。


息子が2年生の時の私へ・・大丈夫だから!今は守られながら英気を養う時だよ!


息子が3年生の時の私へ・・苦しいよね、辛いよね、たまんないよね、涙が出るよね?でもね、その涙は決して無駄にはならないから!それを乗り越えた後には大きく成長した息子が見えるんだから!


息子が4年生の時の私へ・・ほらね、今度はとっても優しい担任の先生になったでしょ?でも観て御覧。息子はどうよ!それに甘んじる事なく自立が始まってきたじゃない!自分の足で歩く術を探しているじゃない。
これが苦しみを乗り越えた後の成長って言うんだよ。


5年生の時の私・・・って今か。年明けからバタバタと色んな事があって転校する事にもなったけど、確かに環境や全てが今と違う所に行ったけど、そのおかげで息子は自分で考えて動く事を覚えたじゃない。課題としていた対人関係をうまく保つには。。と言う事まで考えるようになったじゃない。
大の5年生の男の子が分かれが寂しくてつらいと泣くんだよ、親の前で。それほど大きな影響を与えてくれたんだよ。
おかげで、本当の意味の自立の準備が始まったじゃない。反抗期にも突入したけどさ。。。


こう言う言葉を当時の渦中の私自身にかけてあげたい。


きっと私は頑固だから聞く耳もたない。全くもってね。


人にあれこれ言われるのも嫌、押しつけられるのだってもっと嫌。指図なんかされた日にはぁもう口も聞きたくない!


そう言う困った性格の持ち主だから、あ〜さっきhoko(自分)が言ってたのは、こう言う事だったんだ。。。と気が付くのはきっとそれでも今。


そう言う時期は人それぞれ違うんだとも思うし、子供の成長の早い遅いもそれぞれだから、もしかするとある人からすれば息子は遅い方かもしれないし、早いと思う人もいるかも知れない。


でもね、正直言って私には絶対に出来ない事がいまだにある。


人を羨む事を辞める事。


人と比べたらダメだって事は解ってるの。
息子にせよ娘にせよね。


でもね、羨む=目標にするってイメージだったらいいんじゃない?と勝手に自分自身に言い聞かせてる。


今の息子としての人物像の中の目標は、絶対に手は届かないけど、息子が1年生の頃の6年生だったRくん。
いい男になっちゃって、イケメンくんになっちゃって、性格が顔ににじみ出てるようになっちゃって〜♪


手は絶対に届かないけど、少しでも近づける事が出来たらなぁとは思う。


そして、これからの長い生徒生活。


もう学校の先生に対する愚痴や色んな事は言うまい!と決めてる今。


何故かと言うと、そう言う先生方の隠された真意と言うのに気付いたから。
そして悔しくも上手くその流れに息子を乗せてくれたって事かな。


色んなADHD部分で苦手な事を指摘されて怒り狂った時もあった。


でも、その指摘は今に活きてる。


無駄ではないし、逆に指摘されて気を付けたから成長した部分もあると言う事を忘れてはならないと本当に今思う。


学校の先生に理解を得る為に、息子に対して必要な支援を得る為に、親として何が出来るだろうと色々と考えていた。


でもね、バカみたいな話なんだけど、学校の先生はね、うちの息子はこう言う特性を持っていて、こう言う事が苦手ですって言えばね、それだけで分かるんだよね。


対応に時間がかかるのは、先生自身がまず自分の目でそれを確かめていたり、先生だって受け持ってたった1年でクラスの中の一人である息子の全てを把握なんて出来やしないよ。


親だって何年も育ててきて理解出来る事だってあるんだから。


それを焦っていた自分。


支援がない、対応がないとわめいていた自分が恥ずかしい・・・


必要なものは全て与えられていた。。。と言うのに。


だからこそ、今の息子があるんだと言う事を考えると、学校の先生に文句を言う筋合いなんてないね〜私。


それこそこれは卒業する時の言葉かもしれないけど、感謝の言葉しかない。。と言うのが正直な所。


そりゃぁ先生達だって万能な人達ではないから、先生達だって得手不得手は当然あるだろうから、色んな先生がいる。


でも、息子はそう言う先生達を観ながら、色んな人達がいるって事も学ぶんだよね。


自分の障害だけではなく、自分の得手不得手だけではなく、周りの人たちの得手不得手だけではなく、それは親だってあって、先生達にもあるって事を学ぶんだよね。


だから、息子は学校の先生の事は悪くは言わない。


例えばね、こんな感じ。

この間さぁ、国語の漢字の書き取りの小テストの答案用紙を先生失くしちゃってさぁ、よくある事なんだけどね、前は皆で探してあげたんだけど、最近じゃさ、みんなで先生に交渉すんだよ。今日中に見つからなかったらその小テストは全員を100点にしてくださいってね。笑えるでしょ?
でもさ、ある意味俺は安心したりもする。
やっぱり完璧な人間なんていないんだってね。
俺だって失くしたりすることも家ではあるけど、先生は職場であるんじゃん。
俺よりまずくね?笑


ってね。


だから、親の私ももっと先生に対して大らかであっても良かったんじゃないかな?って思うと、あの頃はきっと私は学校の先生なんだから!全て出来て当たり前!くらいに思っていたのかも知れない。


ADHDの子が普通級に来たからって何も臆する事なく対応も出来る。。それも身勝手な親の私の言う通りに!くらいに思っていたんだよね〜きっと。


そりゃぁ嫌な事も言われたさ。


言われたくない事だって言われたさ!


でも、それって今になったらさ、悔しいけどその通りだよねって今なら納得出来るんだよね。


今、一つ先生に何か言うとすれば。。。


発達障害児を育児している保護者達は、本当に懸命で懸命で、懸命な為に見れてない事もあって、見方が歪んでしまいそうなくらいに追い詰められたりしている人だっています。
でも、いつかその人達も皆目が覚めて、あっ!て気が付く時だってあります。


だからお願いだから、子供にも親にも暖かい目で接してあげて見守ってあげて欲しいと思います。
学校の先生だって発達障害児の色々を考えると大変だと言うのは本当に感じています。
だって、学校の先生はある意味定型発達をして来た子達に教える色んな事をマニュアル化されたもので教育されているわけであって、対応のお上手な先生は、きっとその先生自身の個人の資質の問題であって、それが今の教師の資質として採用された先生方だけではないのだから。


もう一つお願い。
学年が進むと、学校内での申し送りがきちんと行われていない学校もあると聞きます。
親は子供が進級する度に同じ事を担任の先生に説明する事すら苦痛に思えて来ます。
子供は当然成長して行きますが、学校内での成長は親の目からは見えません。
しっかりと校内でのそれも担任の先生だけではなく、学校全体で観れるように先生方全員での共通の指導と言う事で、申し送りを職員会議なりでそう言う場を設けて頂きたい。
そして、そう言う担任への説明と言う事を親がせずとも済むように、親と話をする場合は手紙ではないですが、前略で始められるような体制を整えて頂きたい。
そして、親の要望も聞きながら、後は決めるのは学校側ですから。
担任の先生が子供を観ながら、徐々に対応を考えて頂けたらと思います。


大きな事として、そう言う発達障害児を受け持った担任に定期的に話を聞ける場、又は相談役みたいな先生を付けて頂きたい。
それは担任一人の目から見て考えるではなく、一人の意見よりも他者の客観的な意見も必要な時もきっとあるから。
担任の先生を一人で追い詰めてもいけないし。


そうしながら、今渦中にいる親達の気持をも少しは理解してあげて。
不安を少しでも理解してやわらげてあげてもらいたいです。


親達も頑張ります。
だから、先生達も頑張って。。。


と言う傲慢な一人の母としての一人ごとでした。。。