正しいのれんのくぐり方(笑)

昨日からコンサータをお休みしている息子です。
久しぶりのお休みなので、騒がしくなるかなぁとかなりの覚悟をしてましたが、あれあれ意外?と感じるくらいに、その騒がしさを感じてはいません。


強いて言えば、娘が息子にかまってちゃんになり、息子がそれに堪り兼ねて、「うるさい」「うざい」と大きな声を出すと言う事くらいでしょうか。


さすがに、コンサータを飲んでないと、いつも平常心で「なぁに?」「どうしたの?」と言う言葉はなかなか出て来ずに、沸点がかなり低くなっているような気がします。


それでも、今日は朝食後から2人共同じソファーに少し距離を置いて座り、息子は読書。
娘はDSを片手に持ち、それぞれがそれぞれの時間を過ごしています。


昨日から息子には、正しいのれんのくぐり方と言うのを教えています。


それは、娘が生まれる前までは我が家のリビングの入り口には、「バンプーのれん」が掛かっておりました。
が、娘が生まれてからは、抱っこして移動も多くなると言う事から、女の子だし、娘だし、お顔に傷なんて付けちゃいけないわ!と思いつつ、パパが外してしまっておいてくれたんですよね。


が、そろそろいいかも?と言う事で、再度付けています。



が、このバンプーのれんと言うのは、4センチ強くらいの短いバンプーを柔らかい細いワイヤーでくっつけてあるんですよね。


のれんの一番下の方もそのワイヤーを輪にして止めてあるわけです。
なので、乱暴に通ると引っ掛かる事が多い。
ひどい時は、何本かあるうちの1本が外れてしまう事もあります。

なので、息子が悪いわけではないのですが、娘にとって身近な存在である息子は、何にしろ娘のお手本となるべく人なので、息子に正しいのれんのくぐり方を教え、娘が真似をするようにと教え込んでいる所です。


写真は拡大してますので、大きく見えますが、実際はもっと細く小さいものです。


そして、のれんの前に立ち、右手で自分の左肩よりも少し大きめに左前ののれんにまっすぐに手を入れ、優しくそっと右手でのれんを右に寄せる。


その間に出来た隙間をさっと通り、右手を優しく外す。


たったこれだけですが、意外にのれんを通る時は、緊張しているのか、行動が優しくなり、ゆっくりと繰り返しています。


これって、ただ廊下を通るだけ!キッチンを通るだけ!の話しなのですが、意外にこう言う色んな意味での所作は、癖にすると良いように思ってます。


と言うのも、先日の夜に少し遅れたお月見の家族お茶会をしました。


その時に思った事。


普段なら、マグカップに入れてあげたお茶やコーヒーなどをすぐに飲もうとして、片手でマグカップを取り、すぐに口に入れ「熱い熱い」とたまらなく騒ぐ事もたまにある息子ですが、今回のお茶会の時に思いました。


丁寧に目の前で点ててもらったお抹茶。
今回は、お茶用のお茶碗ではなく、カフェオレボウルで点てたのですが、それを両手で丁寧に持ち、香りをかいでからゆっくりと口にし、少しずつ頂く。


熱いだろうに、熱くないそうです。


暑さ寒さも気の持ちようとも言いますし、落ち着いていれば、そう言う熱さでも感じなかった息子。


こう言うのって、その時だけの事ではなく、色んな場面で応用出来ると思うんですよね。


なので、お抹茶の頂き方から始まり、のれんのくぐり方。
他にも色んな場面での所作は、落ち着く元?になるのかも?とも思ったりしています。


最近、ダイニングテーブルの上に飾ってある花瓶に生けたお花。
息子は、こう言うの大好きなので、たまに椅子に座っては眺めてます。


それを見た娘も、今までだったら花をむしり取ろうとしていたのが、やらなくなりました。


息子は、自分の事以外にも、家族にとっても大事なお手本となるべく人として、大事な役割を担っているようです。


さ、今日も一日お腹いっぱい食べて、楽しく過ごそうね^^