頭の悪さを実感する今日この頃・・・

こう言うある意味、デリケートな記事に触れての事は書きたくはなかったんだけど、色々と感じて。
なので、不愉快な思いをされる方がいらっしゃるかもしれません。
そう言う方は、さくっとウィンドーを閉じて下さいね。
原発についての事を書いています。


某サイトで見つけた記事。


福島第1原発:東電社員の父持つ小6の手紙 全国から反響   毎日JP.


たくさんの子供からの手紙に加え、それを見た大人の意見。
読みながら、そして驚きながら、考えながら。


日本は地震大国です。
それは日本の土地、地盤を考えるまでもなく、誰でも知っている事だと思います。
知ってはいても、実際に自身が被害に遭わないと、真剣に考える人って本当に少ないと思います。


小学6年生の父親が東電に勤めていると言う子の手紙を最初に読んだ時に私が感じた事は、不謹慎かもしれないけれども、こう言う手紙(作文)を小学6年生が書けるんだ〜と言う事。


いや、大人のナリスマシとかを疑ったわけではなく、単純に感心してしっかりしてんな〜と驚いたと言うのが第一印象。


そして、書いてある事に関しては、自分も含め、電力の無駄遣いをしている事を例にあげ、それを地球温暖化に結びつけ、今の日本の問題ではなく、世界中の問題であると問題提起をした上で、それの責任所在を東電のせいにするのは・・と言う風に言えるこの子は将来きっと政治家かしら?とか思ったり。


私は難しい事は解らないし、知識もないので全部が的外れかもしれないけど。
それでも、今回の震災が起きた後に、私はたった2カ月だけれども関東を離れた。
特に被害があったわけではないけれども、離れた。


その間に色んな事を考えた。


今、私たちがすべき事は、その多くの人達がしているように事実を受け入れる事。
その中で粛々と日々を過ごす事。


今、節電節電と言いつつも、先日深夜に用事があり、隣駅までパパを迎えに行き、散歩がてらパパと歩いて帰って来た事があった。
実は、その夜道は途中に森があり、本当に暗くて怖くて私には歩けなかった道だったのです。


が、今回歩いてみて、全く恐怖も感じなかった。
それは・・・とっても明るかったのです。
深夜の1時過ぎ。
それでも、かなり明るく、遠くまで見渡せる道。
これに対して、不必要な電力の無駄遣い・・・は、日常であると言う事は感じました。


私がたった2カ月の間ですが、行っていた宮崎なんて、日が暮れたらもうどっぷりと暗いんですよ〜!
街灯なんて電信柱にしか付いてないし、その間は歩きながら懐中電灯を灯しても暗い。
これが、宮崎と言う地域での日常です。
そのあまりにもの違いに、息子も愕然としてました。


何人かの子供達が書いていた手紙の中の、「無駄」な「電量の使い過ぎ」や「利便性だけを追及してきた結果」の原発についての意見は、本当にごもっともで〜・・と改めて考えたりもした。


その原発の今の問題である、放射能
それについても、私は個人的には不安を煽るような情報開示は必要ないと思っています。


色んな所で「基準値」「基準値」と言う言葉が聞こえて来ますが、そもそもその基準値すらあいまいだったりするという事も聞こえて来ます。


情報化社会なだけに、あいまいなたった一言が瞬時にして広まり、それに対して色んな事に適応しながら対応していく事がきっと困難な私達は情報に踊らされて、残るのは不安感。。。。


そう言う情報はいらない。
今は数値がこれだけだから安心して下さいね〜と言う情報もいらない。


昔から言うじゃないですか!便りのないのは元気な証拠って。
(え?ちと違う?w)


別にだからと言って無関心を装っているわけではなく、日々の生活をしながら粛々と生きて行く。
それが「今の環境を受け入れる」と言う事い繋がる事だと思うから。


今日本にいくつの原発があるか知ってますか?
私は今回の震災を受けて福島原発の問題が起こるまでは知りませんでした。
なんと!、「54基」もあり、それは世界第3位の数だそうです。
日本の北から南まで、原発はありとあらゆる所にあるわけでして。


それに今、原発として問題を抱えているのは福島原発だけではない事も知る事になりました。
これを考えると、原発は当然万能ではない(人の手で作られた物に私は万能な物はないと思っているから)としても。。。


原発反対!!とは私はなりません(苦笑)
時代を重ねて行く上で、失敗を繰り返しながら、新しい設備、新しい試み、色んな事を続けて行く中で、新しい何かが生まれてくるだろうと思うので。


なので、今原発の事で騒ぐのは無意味ではありませんが、次に次世代に繋がるような騒ぎ方をしなくてはならないと思っています。
責任の所在を追及ではなく、代替資源やエネルギー。


今の原発だけを見て、放射能の漏れだけを心配するのではなく、「こう言う事もあり得る事なんだ」と次世代を作る子供達に教えるのも親であり、大人である私達の役目なような気もします。


実際に、放射能の被害に遭われている方々に対しては、本当に胸が痛みます。
そう言う方々の為の保障はもちろんの事、政府は一つの方向だけを見るではなく、多角的な視野を持ち今必要な事をしっかりと見据えられる方々になってもらいたいと思ったりもします。。。


今みたいに責任の追及だけしてても、そこから何も生まれないよ?
どの党が・・・ではなく、議論するのはもっと他にあるでしょうよ・・・・・


頑張れ!次世代の子供達!!
うちの息子は・・・お役に立てそうにもありませんが・・・><