帰って来た最初の目的達成!!

今日は気温もほどよく上がり、風もほどよく吹き、まるで初夏の風のようです。
日なたに出ると暑さもあるけど、日陰にいると風が心地よい。
久しぶりにこう言う気持ち良い気候と言うか風を感じた思いをしています。


日南に帰って来てから1ヵ月半が過ぎ、慣れて来た部分とどうしても慣れない部分とがはっきりと浮き彫りになりつつ、色んな事についての問題点も見えて来て、今まで遠く離れていたからこそ見えなかった事も見えて来るようになり、ここ数日母とは本当の意味での膝を付け合わせて色んな話をしています。


本当によくぶつかり合いもしましたし、まぁただ怒鳴り合いはなかったかな。。。
とっても冷たい冷戦って感じで。
軽く捨て台詞を言ってそれぞれの部屋に閉じこもり沈黙。。が多かったかな。
若い頃って言っても私は高校を卒業すると家をすぐに出て、社会人になってから夜間の専門学校に行ってますから、本当の意味で親と一緒に暮らしたのは18歳まで!なんですよね。


その頃は母も若かったし、私も血の気多い学生でしたから、大声で怒鳴るような喧嘩もしたような記憶もありました。
が、静かな喧嘩と言うのはある意味同じ屋根の下にいながら。。初めてだったかも〜(笑)
こう言う意味では大人になったのかな。


そう言う事も含めて、本当に色んな話を母としました。
まず第一に。
今の父と母の現状を打開する為に、今まで意固地になっておうち介護を強行してきた母に、視野を外に向けてもう少し外の第3者の手を借りる事をお願いし。


断固として父を施設に入れたがらなかった事もあり、父が苦労して働きながら作った家だったので、この家で最後を迎えさせてやりたいと言う母の気持ちは十分に理解した上で、今はそれを押しとおすには体力も何もかも付いていかない事。


例えばそれが金銭的な事が理由であるとすれば、それこそ助けを求めればよい事。
何の為に娘を3人育てたのか。


それを子ども達やその家族には迷惑を掛けられないからと言うのであれば、今の現状が既に子ども達それぞれの家庭に迷惑がかかっている事。
現にうちはパパを置いて息子は学校を転校までして日南に帰って来た事。
娘の家庭にも孫にも大なり小なりの無理はかかっている事。


でもそれを迷惑なんだよ!!と思わないのが親子である所以である事。
なので、皆で良い方向へと導こうとしているのだから、甘える所は甘えてもらわないと困る事。
人の事ばかりを考えるのではなく、自分の事も考える事。


本当に色んな事を話しました。
私も当時この話が来た時は、息子の事で色々と悩んでもいたし、傷ついていた事もあり、妹からのこの話に二つ返事で応えたと言う事もあり、両親だけの為だけに帰って来たわけでもないので、あまり大きな事は言えないのも現実でもあるけれど。。。


結果。。。


父は、デイサービスは今までも受けてはいたけれども、時間延長の融通が効く施設へ移る事になり、一日の母の負担がかなり減る事になった事。
週3回のAデイサービスの回数を増やす契約、そして別のBデイサービス施設から来るヘルパーさんのお風呂に入れてもらう回数を増やす契約。


母が疲れている時は最低月に1回はデイサービスBに父を宿泊で預ける契約をし、ゆっくりと寝る時間も確保する事に。


母が父とべったり一日過ごさなくてはならない日をおおよそ作らない事と言う当初の目的がほぼ達成。
たったこれだけの事なのですが、なんでしょうね。
母の年寄りの意地なのか何なのか、周囲の「それが限度なっちゃが〜」とか「出来んちゃが〜」とか言う根拠のない噂話に振り回され、直接聞いて見たの?との答えはNO。
じゃぁ聞いてあげるから!と私の行動開始。


全然限度ではありませんし〜^^


複数の施設のケアマネージャーさんらも自宅に来て頂いて、今の我が家の現状をどのくらい把握しているのかをお聞きしたり、今後の色んなプランについてもお聞きしたり、従姉が「ほこちゃん早いうちにやっておいた方がいいわよ!」と言っていた通りに動き始め、ご近所の目はくぎ付け状態。
「あそこん家は一体何を始めたっちゃろかい?」と動物園のおり状態。
注目の的〜!!


途中、ケアマネージャーさんも変更してもらいましたし。
「それをしてそんな事を知って何すっとね〜」と私に言ったケアマネージャーさん、即刻交代してもらいました。
母達老人は、情報はケアマネージャーさんとかそういう知識を持っている人から得るしかなく、自分達で調べてまで得ると言う事はもうありませんと言うか出来ません。
母は数年前まではパソコンでも覚えたら自分でパソコンで情報を得られるかしら?と前向きでもありましたが、70歳を超えるともうそれも意欲もなくなり。


なので、ケアマネージャーさんの一存で、情報をシャットアウトしてもらったら困るわけで、それを利用するかしないかの選択は、ケアマネージャーさんがするのではなく母に決定権があるのが当然だと思うので。


もともと柔軟な考え方が出来る方の人ではなかったと想像する母。
なので余計に色んな事、最初に始めた事を変更するのには勇気も色んな意味での気持ちの余裕や色んな事が必要っぽい。


末妹は、母が嫌がるなら仕方ない。。と変更は諦めつつ、今の現状を助けて来た。
私も当初はそれでいいかなと思っていたけど、どうもね、無理なんですわ。
現状維持だと。
少しでも良い方向へ変えないと、良くなる病気でもありませんから父も母も。
生きやすい過ごしやすい事を都度選んで行かないと、本人達が苦労するばかり。


それを都度本人達が選べないのなら、その手助けをケースワーカーさんにやってもらわなくてはなりませんし。


両親が子どもに苦労を掛けないようにと育てて来てくれたのなら、今度は逆の立場になり両親にこれ以上苦労をかけないように!と私達子どもが頑張る番ですしね。


まぁ私は行動する!と決めたら早いですから、とりあえず母と十分に話をしてから、行動開始をすると、あれよあれよという間に契約変更完了。
はい!終了〜!!
です。


後は、しばらく様子を見つつ、本当の意味での内情を探りつつ。
息子の様子も見つつ、適当な時期が来たら。。。
パパのもとへ帰ります。