2分の1成人証書


今日はもう寝よう!と決めてたのに、息子が風邪をひいたらしくくしゃみ鼻水。。。
食事を取らせ、お風呂に入れ、薬を飲ませて先に息子を休ませました。
娘もついでに風邪予防で、風邪薬を飲ませベッドへ。


なので、一人でぽつんと今日頂いた2分の1成人証書を読み返していて初めて気付きました。
そう、証書を発行している名前が、学校長ではなく、担任の先生の名前なのです。

二分の一成人証書


あなたはこの十年間、周りの人に支えられながら
立派に成長することができました。
ここにその成長を証します。
これから十年後の自分に向かって、
一歩一歩胸を張って歩んでいってくれることを
心より祈っています。


平成23年2月22日
○○小学校 四年四組 じゅんちゃん!


と言う二分の一成人証書です。
担任の先生名なのかぁ。
学校長名じゃないってのは、やっぱり学校のイベントではなく、担任の先生方が企画した今日のイベントだったのねぇ。。と言うのを改めて実感。


お風呂の中で息子が先生から言われた事を聞いて来ました。


何だろう?と思っていると、出産について。。でした。
女性が子供を産むときには「産道」から生まれて来て、その痛みは本当に大変な痛みを伴う事。
そう言う痛みを乗り越えて初めて子供の顔を見た時に愛おしさがわいて来て、育てて行く事。


そう言う話を今日聞いたそうです。
その際に、帝王切開の事も聞いたそうで、メスで体を切ると言う事もそれは大変な痛みを伴う事で、自然分娩であっても帝王切開であっても、その子供を産むと言う痛みには変わらない事。


普通の子供みたいに元気で大きく生まれてくる子もいれば、Yuuみたいに1,000g未満で小さく生まれてくる子もいて、そう言う生まれて来た赤ちゃんをしっかりとこの10歳と言う年齢にまで育てる事は、お母さんお父さんはとても苦労された事。


そう言うお話を担任の先生がされたそうです。
息子の場合は、生まれたその日に「今夜が峠」と言われ、その峠を通り越したら「今週が峠」と言われながら来た事。
そう言われて来たのに、今元気に10歳を迎えた事について、息子もお風呂の中で涙をこぼしながら「ママありがとう」と言ってました。


そして、何故自分は小さく生まれて来たのか?と言う話にもなり、「ママには若い頃から心臓に病気があって」と言う話になって、「赤ちゃんはお母さんと胎盤からへその緒を通じて酸素と栄養をもらってて、ママの心臓はそのへその緒を通じて赤ちゃんに十分な酸素を送りだす事が出来なかったのだから、普通の赤ちゃんはお母さんのおなかの中に41週間いるのに、Yuuは28週間、姫は26週間しかいれなかったのよ」と話しました。


すると、「ママの命をかけて僕と姫を生んでくれたんだね。本当にママありがとう。僕が今ここで生きていられるのはママが命をかけてくれたおかげなんだね。本当に感謝しても感謝しきれないよ。」と息子の口から出るとは思わなかったので、お風呂の中でまた二人で涙涙。。><


まぁ。。普段こう言う話をする事はありませんが、担任の先生も色んな話を学校でしてくれたようですし、息子が自分から聞いて来てくれて、感謝の気持ちを持ってくれた。。と言う事は、本当に大きな成長の証なのかもしれません。


今夜は、少しぐっすりと眠れそうな予感です。