育児論?家庭とは?

今日も息子は一人で朝ごはんを作って食べ、元気に学校へ行ってくれました^^
「やっぱり冬はこれだよ!!」と言いながら、自分で箪笥の中から出した服を着ながら、タートルの上には、お正月前に買ったセーターを着込み。


今日はパパはお仕事はお休み。
昨夜少しパパと家庭について、育児についての話になり、ぶつかり合った事もあって、今日は息子が学校へ行った後には、パパから歩み寄って来て話し合いをする事に。


実は、私が最近体調を壊してから、このままだと今後、息子にもまだ小さい娘にも迷惑をかけてしまうかもしれないと思い、本格的なリハビリを兼ねて、3人でパパを置いて実家へ帰ろうか。。。と言う話を息子にしたのです。


その時の息子の反応は、宮崎は自分にとっても大好きな場所で住む事に関しては反対ではないけれども、3人と言うのではなく、4人だったらすぐに賛成をする!と言うものでした。


その事も踏まえて。。パパと話し合ったのです。


家庭と言うのは、我が家ではパパが働いて来てお金を稼いで来てくれる。
私は家庭にいて育児をするという役割分担があります。
これは、結婚する時にパパから言われた事であり、私はそれまでのキャリアを後ろ髪をひかれながらも捨て、専業主婦になったわけであるのですが。


でも、だからと言って、育児を母親だけに任せると言うのは私的には間違ってると思っていて、親と言うものは、育児をしながら育自をするものであり、お互いに学びあってお互いが人として成長していくものだと思っています。


それをするには大前提として、子は親の所有物ではなく、一人の個人として尊重し、教え、教えられをするものだと言うのがある。。と言う私の理論。
自身もそう言う家庭で育って来たので、それがごくごく自然で当たり前のものだと思って生きて来ましたが、パパはそうではありませんでした。


一人息子であるが為に、母親の所有物のように扱われ、何をするにも決めるのは親であり、子供が自分で何かをやりたくても決定権はなく、親の顔色を伺いながら親から言われて来た事だけをして生きて来た人です。


それぞれの家庭にそれぞれの考え方や生き方が違うのは当たり前だとは思いますが、それでも私は自分の意見を通したい、これだけは譲れないという所ですので、しっかりとパパと話をしました。


今の社会は、ストレス社会で誰一人ストレスのない人っていないと思います。
そう言うストレスに対する耐性を作って行くのも今の学校と言う子供社会がまず最初。


今まで低学年の頃は、親が守ってあげなくては。。と言うパパの言葉通りに、子供に何かあるとわざわざ学校に出向いて先生と話をしたりもしてきました。


が、3年生以降は全くそれをしていません。
パパは私に対してそれは冷たい母親だと言います。


でも、親はいつまでも子供を守ってはいけない。
子供もいつまでも守られていたら、人に頼る事しか覚えず、自分で自分の道を切り開き、善悪を考えながら色んな事が自身で判断できなくなる恐れがある。。と思うのです。


もちろん、学校ではいじめいじめられ、喧嘩があり、悪口を言われ言い。。と言う事は今の子供社会でも日常茶飯事です。
その一つ一つを親が子供同士の間に入ったり、学校の先生に告げ口をしていた所で、子供はどうなるでしょうか。


私には、子供に解決させたい事の大事な事の一つです。


そして、悪い事をすれば当然叱責も必要ではありますが、口調はめりはりをつける事も必要。
関西人だから!と言うパパの厳しい口調では、いつでも子供が叱られていると勘違いしてしまいがちなのです。


息子が仮にパパはこう言う人だから。。と理解したとしても、それを見聞きした周囲はそうは思いません。
あいつはいつも親に叱られていると勘違いし、息子にとってはそれはマイナス評価に繋がります。


何故親が自身の子の評価を下げなくてはならないのか?


そう言うある意味しっかりとしたご家庭の方にしたら、ごくごく至極当然の事を話さなくてはならないという事は、ある意味情けなくもなるのですが、子供の為に戦わなくては!!と、今朝は立ち上がりました。


子供の話を聞く時は、子供の話に耳を傾ければ良い。
そこでどうすればいいのかと言う親の意見はいらない。
それは子供が自身で考える事。
子供の決断しようとしている道が、人の道に誤っている時だけ、軌道修正をしてあげなくてはならないけれども、その自身の決断の結果が失敗であっても、それは大いに意味のある失敗である事。


それで子供が落ち込んでいたら、じゃぁ次はどうしたらいいだろうね。。と、次の行動を示すではなく、考えさせる事が大事。


もう。。情けないですが、そう言う話をパパと延々とし、ようやく納得してもらいました。
パパも一度には難しい所もあるようですが、少しずつ頑張って変化していこうと思うと言ってくれましたし、私も今の自分にとって出来る事は精いっぱい頑張るから!と言って、話は終わりました。


親としての役目なんて、誰が教えてくれるわけでもありませんが、良い生活をする事や良い物を持つ事でもなく、良い学校に入れる事でもなく、人としての生き方なんだと私は思います。


学校や、その他の事は、子供が自身で成長する中で自分で決める事。
相談されたら相談に乗ればいい。
その為にも、子供がどうしても相談したい事があるときには、心を開いて相談が出来る親子関係を築いていく事も必要であり、それをするのも今と言う時期は大事な時期でもあるとも思います。


少し色んな事を考え過ぎて、胃が痛くもなって来ましたが、子供の為に頑張らなくちゃ!と改めて色んな事を考えた今日でした。


まぁ結果と言うわけではありませんが、パパも白黒派の人ですので、人間には白黒では決められない事も多々あり、人としてはその中間のファジーな部分がとても重要である事も分かってくれ、そう言う意味で息子と娘のこれからの育児もそう言う事を心に留め起きながら、一緒に協力して行ってくれると言ってくれたので、一旦実家へ帰る事は私も今後よほどの事がない限り口にしない事も約束しました。