皆で号泣><

明日には帰京する息子。
今日もおなかいっぱいステーキを食べ、ばぁちゃんと二人でのんびりと色んな話をしながら一日を過ごしたらしい。


実家での最後の夕食を食べていた時の事だそうだ。


息子が、「僕もトイレの神様の歌詞のような人間になれるように頑張るから、ばーちゃんもまた次に僕が一人旅をしてくるまで元気でいてね!僕。。正直帰りたいけど帰りたくないよ。。」と泣きだしたそうです。


母は、紅白の際にトイレの神様と言う歌を初めて聞いたそうで、うるうるっと来たそうですが、まさか孫がこの歌詞を理解して、ちゃんとおばあちゃんを思う歌って分かってくれた上で、自分にまた次に来るまでに元気にしといて!って言ってくれるとは思ってなかったようで、息子と二人で号泣だったそうです。


そして、母がそれを父に告げると、父も当然号泣。


私が電話をしたタイミングも悪く「お父さん、2週間弱の間息子が本当にお世話になりました。ありがとうございました。うるさかったでしょう^^ また迷惑でなければ次の長期休暇の際にも息子が行きたいと言えば一人旅でお邪魔させてもいいですか?」と言った瞬間、父もさらに号泣。


父と母にとっての息子は、以前からある意味特別な存在と言われて来ましたが、父ったら「Yuuを連れて帰らせるな!ずっとここにいさせろ!」なんていうもんだから。。。私だって息子に会いたいのに><


でも、息子から今日は父と母とを目の前にして、電話口でトイレの神様の歌をフルコーラスで歌ってくれました。
母の父のすすり泣く声も聞こえ、私も思わず涙が。。。><


息子はなかなか帰れない私の代わりに立派な孫として、頑張ってくれたようでした。
母曰く、家の中の父のお世話はほとんど息子任せだったようで、トイレに行く際も移動の際に支えてくれたり、家の中での車いすの移動も、全部息子がしてくれたようですし、歯磨きの際にコップと歯ブラシの持ち替えも、必ず息子がそばにいて助けてくれたそうです。


うがいの後のタオルも、何も言わずに口を拭いてくれたり、壁に車いすが当たらないように上手に操作してくれたり、じーちゃんともあのおぼつかない口調で、何を言ってるか聞き取りにくいだろうに、根気よく聞いてあげて、毎日の話し相手もしてくれたそうです。


おかげで、母は父べったりの介護の生活から少し解放されて、家の事も片付いたようですし、父がリハビリに行っている間には、息子とあちらこちらとお出かけも出来て気分転換にもなったようですし。


そこでも、あの小さかったYuuが、こんなに役に立つとは思わなかった。
ただ来て遊んでるだけかと思ってたけど、全然そうじゃなく、お手伝いもなく勉強も終わってからしか遊ばないし、家の中では常にベッドに寝た切りのじーちゃんのそばにいて、父の言葉を聞き洩らさないように聞いていたそうです。


従兄妹達は、息子よりは回数もはるかに多く実家へ来てますが、父が何を言ってるのか分からないってのもあるのか、従姉達だけで父の部屋に行く事は全くないそうです。
でも、息子は真っ先に父の所へ来て、何を言いたいのか、何を言ってるのか、と言う事をしっかりと聞いてくれて、父の良い相手になってくれてたそうです。


本当に息子に感謝です。
ありがたい。
ママのお父さんとお母さんに。。。本当にありがとうね!Yuu。


明日の朝は10時過ぎに実家を出るそうですが、大変でしょうねぇ。。。
父が息子の手を離さないんじゃないかしら。
息子も泣きじゃくるんじゃないかしら。


本当に、この冬休みは私にとっては心身ともにしんどくって、息子もいなかったので、寂しかった冬休みでしたが、ある意味の息子の成長に立ち会えなかった事が本当に心残りです。


明日は、私も笑顔で息子を迎えてあげようと思います。
13日間の一人旅。
明日でとうとう終わりです。


良く頑張ったよ!!
ありがとう。。Yuu。