娘の検診と、小児科医とのADHD談義。。

今日は保健所にて娘の超未熟児健診だったのですが、その際に診察を受けた小児科医とADHDについて少し色んな話をしてきました。


まず、娘はADHDであるかどうかと言う事。
それについては、確かに元気が良い子だけれども、何とも言えない事。
超未熟児で生まれた割には、とても体の大きさも標準であり、活発である事。


普通はそれは出来ないだろうと言う事をいとも簡単にしてしまう事(行動面)。
で、今体操教室に行ってる事をお伝えすると、この時期の子供達の体操教室は、ある意味体の使い方、手足の使い方、動かし方を教える事がある種のメインで、それに付随してこの時期は集団に入る為に必要な事を教えてもらい、ある意味の体操と言う技術面はまだまだ二の次三の次とおっしゃってました。


結果、娘がある種得意であろう活発な面を通じて、手足、体の正しい動かし方を学べば、普通出来ないでしょって言う事が出来るようになる事は至極当然。


まず娘さんは、その体操教室で自分が学びやすい所から吸収して行ってるのでしょうとの事。
そして、苦手な待つ、我慢すると言う事はマイペースで、その次として自分の中で本能的に優先順位を決めてしまっているだけの事。


なので、結果的に今どうだからこうだからと発達障害とは言えない、ADHDであるとも言えない。
今日は、医師の目の前で色んな事をおしゃべりしてくれました。
そして、医師からの言葉は。。


この年齢で遊びながら積み木を積みながら1から10まで数えられる子もそうそういない事。
(医師の前で一人で積み木で遊びながら数を数えながらやってました。)
きちんと反抗もし(私が注意するとママ嫌い!フン!言った><)、疑問も持ち(なんで?と言う)それを伝え、感情を言葉で表現する事も出来(綺麗だね 可愛いね 大きいね 小さいね ぽかぽかだね 寒いね)、診察終わりにはお片付けして帰ろうか?と言うと「は〜い」と返事をし、片付けてくれる。
言葉を習得する為のオウム返しも頻繁に出ていて、学習能力もある。


そもそも!!(ここからが医師とのADHD談義に突入・・娘とは関係のない所での話です)


ADHDと言うのは、明確な診断基準がないんですよね。。とまず医師。
一般的にある診断基準と言うのは、ある意味意味のない診断基準だと言い切りました。。え?みたいな。。><


ADHDと言うのは、明らかに社会的に逸脱している人を言うわけで、社会と言う集団で紛れもなく逸脱している場合に診断されるべきものであり、そうでないのなら、周囲の個性としての理解とフォローで本人のそう言う少し違う元気すぎたりする行動は、受け入れられる物である。


それが受け入れられないのは、ある意味社会の責任でもあり、現在の大人の他者への興味のなさと理解をしようとしない事の現れである事。


今、息子さんがADHDと診断されながらも、服薬を辞め、学校の担任の先生の協力もあり、やっていけてるのが本来全ての子供に向けられなくてはならない事である事。


それをいちいち子供にADHDと言う診断名を付ける事も疑問であるけれども、それが小さい頃から行われていたとしたら、ADHDと言われる子供はかなり激減するであろう事。


そもそも、そう言う子供達にADHDと診断するのであれば、現在の大人でADHDと診断される人はごまんといて、ADHDだらけな世の中になってしまうんですよ!とおっしゃってました。


そう言う理解の元で育たなかった子供達が、そして診断を親の都合で受けずに成長した子供達が、初めてそう言う環境の中でADHDとなってしまうのです。。。だそうです。


なので、ある意味適切な治療を受け、理解の元育ったADHDの子供は、いずれ治るとも言われているそうです。


そして、将来本当に社会人になった場合、その特徴や個性を活かした職業に就く事も出来れば、その個性を活かして社会人として成功している人もごまんといるわけである事。


なので、ADHDだからと悲観する事は何もない!!


と、力を込めておっしゃってました。
そう。。ADHDだからと悲観する事は何もない!根拠もない!そうです。
まずは、親からその理解を始めなければならない・・・親が出来てないのに、他者が出来る訳はない・・・周囲が出来るわけはない。


まぁこんな感じで小児科医師との娘の診察後に、ADHDについて息子の話と共に色んな事を話して来ました。
息子の事で専門医の担当医師以外の医師と色んなお話をする機会ってそうそうありませんから、ある意味貴重な経験でした。


この医師のお話は、近隣の我が家の子供達が通う掛かり付けの小児科医のお考えとも似ているなぁとも思いました。
近隣の掛かり付けの小児科医師とは、息子がADHDと診断されて以来、数回ADHDについてお話した事もありますし、医師のお考えも伺った事もありました。


そんなこんなで、改めて昨日行って来た幼稚園の説明会のお話もしていると、その幼稚園のしている事への意味や、それがどれだけ凄い事で、素晴らしい事なのかと言う事も逆に私が懇々とその医師から言われたわけで。。


今は全てが親の都合で動いている。
そうでなく、子供を主体に考えましょうよ!ともおっしゃてました。


それ自体が難しい世の中なのかもしれませんが。。。。。


と言う今日の娘の超未熟児健診の診察と、思いもよらなかった小児科医とのADHDについてのお話でした。
今、帰宅直後で頭が回ってないので、雑文ですが、後ほど落ち着いて来たら改めて思い出しながらも、加筆修正したいと思います。